■【鍼灸師配信】お灸教室@ネット・自宅で自分で出来るセルフお灸<不眠のお灸>

■ ご挨拶

こんにちは。
自宅で自分で出来るセルフお灸のブログを開いてくださり
ありがとうございます。
心から感謝いたします。
鍼灸師として鍼灸治療院を開業し
治療院へお越しの方にハリとお灸で施術をおこなっておりますが
より多くの方に自宅で自分ででも出来るセルフお灸について
お伝えしたくご説明をします。
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今回は【実践編】として具体的に
『こんなお症状にはここの経穴(ツボ)にお灸を据える』
をご紹介していきます。

 【基礎編】で下記の2つをご説明しています。
こちらも合わせてお読みいただけたらと思います。
【基礎編】《お灸の出来方や種類について》
【基礎編】《お灸を据える準備と据え方》

 
【基礎編】にも記載いたしましたが、ハリを自宅で自分でというのは難儀だと思います。ですが、お灸はドラッグストアや薬局などで手軽に購入できますので、はり灸院へ治療へ行かずに自宅で自分でセルフお灸をしたいとお思いの方は多いと思います。
自宅で自分で気軽に出来るお灸ですが、注意点がありますし、注意点を組み込むか組み込まないかで効果が変わってきたり、ひどい場合は効果が逆転することもありますので
お伝えしていけたら思います。
【基礎編】のお灸の据え方をお読みいただき、できるだけ正しい方法でお灸を据えていただく方が良いです。


■ 『不眠のお灸』について

夜眠れないという症状で困ることがあります。夜眠れないのもどう眠れないか、寝つきが悪いのか、夜目が覚めるのか、朝早くに目が覚めてしまうのか、常に浅眠なのか・・・それによって使用する経穴(ツボ)は変わってきますし、眠りをサポートする経穴(ツボ)はいくつかあります。さらに、どのような原因で不眠なのかも大切です。「うつ」の症状が絡まっていたりすると使用する経穴(ツボ)を慎重に探らなくてはならないので注意が必要ですた、ここでは「失眠」という経穴(ツボ)を紹介します。

■ 経穴(ツボ)『失眠』について

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「失眠」は、踵の底の中央にある経穴(ツボ)で奇穴(きけつ)です。奇穴とは経絡に所属せずに独立しています。「失=失う」に「眠=睡眠」。つまり、失眠はあるべき姿の睡眠が失われた状態を改善してくれる経穴(ツボ)なのです。

■ まとめ

自宅で自分で出来るセルフお灸として『不眠のお灸』をご紹介しました。

不眠をサポートする経穴(ツボ)はいろいろあり症状によっては慎重に経穴(ツボ)を選ばなくてはなりません。「失眠穴」は場所としても足の裏で踵の部分ですし、熱くて困ることの少ない部位ですので初心者の方もお灸を据えやすい場所だと思います。

やけどや家事に十分お気を付けください。

最後まで読んでくださり、ありがとうございます。