【鍼灸師配信】お灸教室@ネット・自宅で自分で出来るセルフお灸<打撲・骨折>

■ ご挨拶

こんにちは。
自宅で自分で出来るセルフお灸のブログを開いてくださり
ありがとうございます。
心から感謝いたします。
鍼灸師として鍼灸治療院を開業し
治療院へお越しの方にハリとお灸で施術をおこなっておりますが
より多くの方に自宅で自分ででも出来るセルフお灸について
お伝えしたくご説明をします。


***********************
今回は【実践編】として具体的に
『こんなお症状にはここの経穴(ツボ)にお灸を据える』
をご紹介していきます。

 【基礎編】で下記の2つをご説明しています。
こちらも合わせてお読みいただけたらと思います。
【基礎編】《お灸の出来方や種類について》
【基礎編】《お灸を据える準備と据え方》

【基礎編】にも記載いたしましたが、ハリを自宅で自分でというのは難儀だと思います。
ですが、お灸はドラッグストアや薬局などで手軽に購入できますので、はり灸院へ治療へ行かずに自宅で自分でセルフお灸をしたいとお思いの方は多いと思います。
自宅で自分で気軽に出来るお灸ですが、注意点がありますし、注意点を組み込むか組み込まないかで効果が変わってきたり、ひどい場合は効果が逆転することもありますのでお伝えしていけたら思います。
【基礎編】のお灸の据え方をお読みいただき、できるだけ正しい方法でお灸を据えていただく方が良いです。

 

■ 骨折か打撲かを見分ける

足の指をぶつけて非常に痛い思いをすると、しばらくすると炎症の微候として「発赤 ・熱感 ・腫脹 ・疼痛 」 がおこります。赤く(時に紫)なり、熱を帯び、腫れてきて、痛いです。あまりに痛いので骨折してのではないだろうか?と思う時もあります。骨折しているのならばレントゲンをとったり固定したりしなくてはならないでしょう。3日程たっても腫れや痛みが引かなければ骨折を疑わなくてはなりません。

f:id:nagasawanet:20180530180640p:plain

■ 打撲か骨折かの見分け経験談

かく言う私も昨日、家具の角に右足薬指を強打しました。

仕事の合間でしたので、しばらくは痛いなと思いながらも放置。2時間ほどして時間が出来たので様子をみてみると、塗っていたいマニュキュアが割れ剥がれ落ち、爪の根本あたりが少し紫色になって微かに腫れ始めていました。

折れたか?打撲か?はもう少し時間が経たないと分からないことなのでもう少し様子をみることにしました。この時点で、更なる腫脹と内出血、痛みと熱感がみられるので引き続き保冷剤で冷やしました。歩くことはできるので、この時点では確率としては骨折していない方が高いのはないかと思いましたが、まだ判断はできません。

骨折していることを予測に入れて、きつくならない程度に固定と引き続きの冷却をしながら就寝。翌日まで腫れていたら、その時点で考えようと決めました。

f:id:nagasawanet:20180529193402j:plain

当日夜の画像。このように固定。画像ではわかりやすいようにリボン使用。

 

翌日、固定を外してみると更なる腫脹は見られなかったのと、すたすた歩くことが出来たので、骨折していないのではないかと判断しました。内出血は基節骨の辺りまで広がっていました。

f:id:nagasawanet:20180529193755j:plain

翌朝の画像。内出血の広がりがみられる。

 

f:id:nagasawanet:20180529193858j:plain

同じく翌朝の画像。腫れ具合の左右差を比較。

内出血の広がりがみられるけれど、腫れてもいないし、熱感もなく、そしてあまり痛みもないので、骨折はしておらず打撲と判断し、お灸を開始することにしました。

(※ あくまでも私の例です)

■ 『打撲のお灸』について

打撲のお灸は、肌の色味が違う境目にお灸を据えます。色味のあるところに入り込まないことが大事です。

f:id:nagasawanet:20180529195218p:plain

赤い印のところにお灸を据えます

上の写真の赤い印のところ(色味の違っているところ)に第一回目の台座灸をしてみます。

f:id:nagasawanet:20180529215614j:plain

台座灸を置きました

f:id:nagasawanet:20180530181400j:plain

お灸をした翌朝の画像。

翌日の朝に確認してみると、内出血の範囲が狭まったきたと感じました。痛みも腫れもほとんど状態です。

f:id:nagasawanet:20180531162024j:plain

お灸を据え始めた翌々日の画像。

かなり治癒してきました。痛みも腫れもほとんど無く、内出血の色味も消えてきました。そろそろマニュキュア直したいです。

f:id:nagasawanet:20180601144857j:plain
f:id:nagasawanet:20180601144914j:plain
3日後の画像。色味の境目に1つお灸を据える。

3日後の様子です。ほとんど内出血の色味がなくなりました。まだ少しだけ残っているので色味の境目に1つお灸を据えました。痛みも腫れもなしです。

■ まとめ

足の指を家具にぶつけたりしてしまい、打撲で済んでいるのか骨折してしまっているのかは第一段階としては痛みや腫れの増減で判断できるのではないかと思います。

打撲であることがわかったら冷却をしっかりとして、その後お灸をすることにより非常に早い段階で快方に向かいます。治療院でも転倒したりどこかにぶつけた打撲だったりの治療をお灸で頻繁におこなっていました。

自分で経験したかったわけではありませんが、今回偶然家具にぶつけてしまい今までにない痛みだったので骨折したのではないかと思いました。時間ごとに経過観察をして自己判断ですが打撲で済んだと思いお灸を施しました。治癒ははやかったと思います。
最後まで読んでくださり、ありがとうございます。