惚れ込んだ事の1つ『ワインソムリエ・ワインエキスパート資格』

■ 惚れ込んだことの1つ『ワインソムリエ』

ワインソムリエの資格を取ってみようとお考えの方は
是非、勉強されて資格取得に至っていただきたい!!

 

 

■ ワインソムリエ・エキスパート試験、過酷!でも楽しい!

ワインソムリエの資格を取ってみようかなと思われたのは

その方それぞれにきっかけがあると思います。

ワインのことを知ってみようかなぁ、といった軽めな気持ちでも

ソムリエ・ワインエキスパートの資格を取りたい!といった確固たる気持ちでも

このお勉強、非常におすすめしたいです。


ワインのこと以外も知れて楽しいですし

ラベルの読み方もわかると

その瓶に入っている液体(=ワイン)のルーツを想像したりして楽しいです。

 

 

 

■ ワインソムリエ・ワインエキスパート試験、なにが楽しいの?

□ワインのラベルが読めるようになる!

ワインにはラベルがありますが

そのラベルにいろいろ書いてありますよね。


ラベルを見て目に入ってくるのはざっくりいうと絵と横文字。

 

まずは、絵に関して。

ラベルの多くはそのワインのシャトーの絵です。

シャトーとは「城」の意味がありますが

ワインに関しては、蒲萄を栽培して醸造~ワインの製造までをしている

生産者のことをいいます。

「シャトー・ムートン・ロートシルド」というワインには

画家や彫刻家の書いた作品が描かれていてコレクターもいることでしょう。

ボルドー5大シャトー/メドック格付け第一級なのでお安くはありません。

↓ これは比較的親切な価格なのではないでしょうか。

 


そして、横文字に関して。

横文字は、ハガキを書く時の宛名面のようなイメージです。

「シャトーの場所」

「シャトーの名前」

「収穫した年」

あとは、原産地統制名称とか、アルコール度数とか、容量とか。

 

こちらのサイトのワインラベルの読み方、非常に理解し易いです。

ボルドーワイン委員会公式サイト

 

まずは、拾いやすい情報からキャッチしていきましょう。

私は一番最初は、「数字」が拾いやすかったですね。

「あ、2016とあるから、収穫年数は2016年ね」と。

アルコール度数と容量も数字で拾いやすい。

「フムフム。”%”があるからアルコール度数かな、12%ね」と。

その後、

産地、シャトー名、ドメーヌ名、ブランド名、etc...は、

少しお勉強を始めると分かってくるようになり拾えるようになります。

ラベルが読めるようになると楽しくなってきます。

 

さて、そのお勉強をどうするのか。

とにかく「暗記」しなくては事は始まりません。

私は、どこかの講習会に参加するのが一番だと思いますが、

そこまでするのは・・・と思う方は、参考書と過去問の本を購入して

ひたすら暗記する、しかありません。

 

 

□ ワインソムリエ・ワインエキスパート資格がもらえる!

ワインソムリエ・ワインエキスパート呼称資格認定試験

正確には

「J.S.A.ソムリエ・J.S.A.ワインエキスパート呼称資格認定試験」

日本ソムリエ協会は、資格を2つに分けています。

2016年以前はワインアドバイザーが存在しました。

仕入れや管理、輸入、製造など、ワインに係りのある方の呼称資格でした。

2016年以降、ソムリエ、ワインエキスパートの2呼称に変わり

これまでのワインアドバイザーはソムリエに呼称を統合されたようです。

 

 

ちなみに、私は田辺由美さんの講習を受けました。

楽しかったですよ!

 

ソムリエ・ワインエキスパートの基礎から学ぶワインブック2018年版

 

ソムリエ・ワインエキスパートの認定試験の問題と解説2018年版

 

とにかく「暗記」しましょう。

赤のみ造っている地域、白のみ造っている地域、両方造っているいる地域。

特徴が分かってきます。

 

暗記がそこそこ出来始めたら

実際にワインのテイスティングも必要です。

色味、粘度、香り、味。

こちらも地域ごとに特徴があります。

 

 

□ 付随するお買い物も楽しい!

私は、INAOのテイスティンググラスを6脚セット×2持っていました。

ソムリエ試験を受ける方に譲ってしまいましたが。

 

テイスティングが目的でなければ

リーデルのグラスをワインに合わせて少しづつ集めていくのも楽しいです。

リーデルはそれぞれの地域に合わせたグラスを揃えてくれています。

ワインを口に入れた時に舌のどこに到着するかを研究して

フォルムがつくられているそうです。

 

 

こちらは、資格が取れて嬉しくて、一流の物を持ってみたくて^^

購入しました。

ラギオールのワインオープナー

 

 

ワインソムリエ資格を取ってからは

ヨーロッパ内のいくつかのワイナリーへも行きました。

勉強したことだったので楽しかった~!です。

そのお話はまたの機会に書かせてください。

 

 

 

■ まとめ

ワインソムリエ・ワインエキスパートの資格を

これからチャレンジしてみようかなぁとチラッとお思いの方の

一押しになれればと思います。

 

 

■ 余談

私は航空会社勤務をしていた時にワインソムリエを取得しました。

お酒はほとんど飲めない(味があまり好きじゃない)のですが

これは知らなくてはならない!というきっかけが発生したのです。


エコノミークラス担当とビジネスクラス担当までは

その「きっかけ」なるのもは起きずでしたが

ファーストクラス担当になった時にそのきっかけが訪れました。


ワインを知っている方って

ワインラベルに書かれているどれかを

ポロっと言って伝えてくることがあるのですよ。

 

ワインがチンプンカンプンだった時の私には

どれを注文されたのかさっぱりわかりませんでした。

良いワインになればなるほど、ラベルに書いてある”住所”は

細かくなってきます。

 

たとえばの話ですけれど、日本の住所でいうと、

「東京」だけだと庶民的なテーブルワイン。

「東京>世田谷区>玉川>3丁目」までくると非常に格のあるワイン。

といったイメージです。

 

そして「玉川」とおっしゃる場合もあれば、「3丁目」とおっしゃる場合もある。

私に知識があれば、3丁目でも玉川でも「あのワインね」と理解できるのです。

 

何もわからなかった当時の私は

お客様がおっしゃった言葉を忘れないように

「2001年メドック」×10回、をブツブツ言いながら

ファーストクラスのギャレー(台所)に帰っていたのです。

 

同僚のドイツ人の肩をポンポンして(しゃべると「2001年メドック」を忘れる為

「2001年メドックはどれ?」と聞いていたのでした。

これはよろしくない!!

即、ソムリエ試験のお勉強をスタートしたのでした。

余談でした。